桂三四郎ブログ 落語家 桂三四郎の挑戦

落語家 桂三四郎が何かしら発信するブログ。

【話術】素人だからできるエピソードトークの練習法〜話が上手くなるブログ

今日は珍しく大阪でブログを書いている。

 

食事をする後輩を待ちながらの

 

「ブログなう」だ

 

別にTwitter風にせんでもええねんけど・・。

 

えらいもんで大阪を離れて8年以上経つと

大阪で一緒にご飯に行ったりする人間が

どんどん減って行ってることに気づいた

 

家にこもってVoicyやブログを

コツコツ作っている間に

 

友達が一人一人少なくなっているのでは

ないかという恐怖感は

 

全然ない

 

ないんかーい!!

 

大阪で遊んでた友達と

東京で会うことの方が多くなってる

 

ただ落語家と会うことは少なくなって

少し寂しくもある

 

なので大阪に帰った時は後輩に声をかける

 

はよ来い、後輩!!

 

お前がこないと

 

どんどんブログが長くなるから!!

 

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桂三四郎の喋りが上手くなるブログ

 

 

話が上手くなるコツ1「エピソードトーク」

 

読んで字のごとく

自分が実際にあった

または他人に起こった

事件、ニュースなどを話して

笑いを取ることだ。

 

テレビのトーク番組でも

ほとんどがこの

「エピソードトーク」

の披露だ。

 

「すべらない話」

「ダウンタウンDX」

「踊るさんま御殿」

 

様々な形をとっているが

それぞれ見せ方は違うが全て

「エピソードトーク」

である。

 

 この

「エピソードトーク」

は簡単なようでとても難しい

長くてもいけないし

短すぎてもいけない

ころ加減の長さで

しかも

面白くないといけない 

 

 まずそのエピソードを

聞いてもらう態勢を

整えなければいけない

その上、最初から最後まで

ちゃんと聞いてもらう

 

その上で、話の構成も無駄がなく

キャラにあった話でないと

 

まず笑いは起きない

 

話が上手くなるコツ2「試してみる」

まず自分が持ってるエピソードを

誰かに試してみよう

仲のいい友達ならちゃんと

最後まで聞いてくれて

多少面白くなくても

笑ってくれるかも知れない

 

ただ、それが初めて会う人だったら

どうだろう

その人との関係性もあるだろうが

もしかしたら最後まで

ちゃんと聞いてもらえないかも知れない

笑ってくれても愛想笑いかも

笑ってくれないから自分で笑って

無理やりごまかして終わるかも知れない

 

また、これが対「聴衆」に対してなら

どうだろう。

おそらく最後まで聞いてくれるだろうが

距離が離れた分

ハードルはかなり高くなって

愛想笑いは全くしてくれない

一度ウケないと

どんどんウケなくなる

 

聴衆ならいいが対「長州」なら

 

いきなりラリアットされるかも知れない

下手したらサソリ固めだ

「俺はお前のかませ犬じゃねえ!!」

って怒鳴られるかも知れないし

めちゃくちゃ思ってるのかと思ったら

「キレてないですよ。

 俺キレさせたら大したもんだ」

と冷静にインタビューに応じるかも知れない

 

定番の長州力ネタ!!

 

話が上手くなるコツ3「練習しよう」

どんなことに対しても練習というのが大事だ

じゃあ、自分のエピソードを

繰り返し練習すればいいのか

それもいいんだけどもっと効果的な

練習法がある

 

それは

 

テレビでウケてたエピソードをパクる

 

である。

 

はっきり行って自分のエピソードなんて

ウケるかどうかわからない

せっかくじぶんの恥を切り売りしたのに

盛り上がらなかったらばかみたいだ

 

だから

 

テレビで芸能人が喋っていたエピソードを

 

パクっちゃおう!!

 

芸能人のエピソードを

 

パクっちゃおう!!

 

なんで二回言うたのかは置いといて

 

そらね、嵐の東京ドーム公演の

舞台裏のエピソードはパクられへんよ

 

すぐバレるからね

 

なんでって?

 

あんた嵐のメンバーやないからね!!

 

でも、一回の番組に一つか二つは

 

誰にでも当てはまるエピソードって出てるよ

 

それをさも、自分が体験したかのように

置き換えて同じように喋ったら

 

まあウケます。

 

下手なじぶんのエピソードより

 

確実にウケます。

 

だって面白いからオンエアされてるんやもん

 

ただね。

 

昨日放送された「踊るさんま御殿」の

誰かのエピソードはだめよ

 

見た人覚えてるからね!!!

 

ただ

 

5年前のは覚えてるかな?

 

10年前はどうかな?

 

30年前は

 

踊るさんま御殿やってたかな?

 

ただ、どのエピソードをパクるか

というのはセンスだけど

 

コツは

 

「あ、これ自分に置き換えられるな」

というもの

そして

短いやつを選ぶこと

 

大事なことは

 

バレたら終わりやから

 

バレないように気をつけて!!!

 

バレたら

 

「エピソードルパン」

 

と呼ばれ、全てのエピソードが

信じてもらえなくなります(笑)

 

だから、ちゃんと自分に置き換えてね。

そこでウケるパターンがわかれば

そのパターンを

自分のエピソードに応用すれば

いいのです。

 

これは素人さんにだけできる画期的な

練習法です。

プロが真似したらもうおしまいです。

 

これは、古典落語を勉強して

笑いのパターンを覚え

それを自分の新作落語に応用した

桂三四郎が実践してきた方法と

同じやりかたです。

 

ただひとつだけ言わせてください。

 

だれのネタをパクってもいい

 

ただ

 

おれのネタはパクらないで!!!!