面白化学反応のために現状維持バイアスを打破する。
今まで37年間全く手を出していないジャンルのものがある。
落語家「桂三四郎」としていろんなことに挑戦してきたし、見聞を広めるためにいろんなものをインプットしてきたつもりだ。
映画、芝居、本、音楽
作品だけではなく経験としてのインプットも数多くしてきたつもりだ。
だが、いろんなものをインプットしている中でいつも同じようなものばかりをインプットしていることに気づいた。
自分で何かをチョイスすると、やはり自分の好きなもの、自分の得意ジャンルのものばかりに偏ってしまう。
外食だってそうでしょ?
おんなじものばかり食べてしまうでしょ?
僕は中目黒に住んでいた時にあるお蕎麦屋さんによく通ってたのだけど
毎回メニューを一通り見て一通り悩んで
「天ざるお願いします。」
これを週3回3年間ほど繰り返していた。
自分で本を買うと決まってミステリーもの
音楽はクラシック
漫画はヤクザものかアウトローもの
ドラマは海外ドラマのとにかく人が死にまくる系
テレビ番組はドキュメンタリー
Tik Tokは水着の女の子しか見ない
などなど
自分でチョイスすると偏りがひどいのだ
外食に飽きると言うのは別に外で食べることに飽きてるのではなく同じようなものばかり食べてしまうので外食自体に飽きてしまうのだ
僕がいろんなことをインプットしてきたことも37歳になって偏ってくるとインプットすること自体にあまりテンションが上がらなくなっていく
じゃあ、毎日違うものを食べて毎回違うことをインプットしたらいいじゃないか?って
それを自分の意思で行うのはなかなか難しい
人間には「現状維持バイアス」と言うものが働くらしく
変化してメリットを得ることよりも失敗してデメリットを回避する方を優先するという心理が働くため
なかなか自分一人で趣味趣向を変化をさせられないのだ
やはりそれでは化学反応は起こらない。
自分の中におもしろ化学反応を起こすためには自分が今まで関わったことのない分野をインプットしてみようと考えた。
どちらかというと嫌いで
全く自分の意思でみようと思わないもの
それが
「恋愛ドラマ」
だ。
正直今までまともに見たことないし
イケメンが可愛いことイチャイチャするだけのドラマなんかまじでどうでもいいし
カッコつけたイケメンが調子こいたセリフいうたびに
「何ぬかしてけつかんねん」
と顔をしかめるに違いない。
しかし、もしかしたらそれはただの食わず嫌いで実際見て見たらめちゃくちゃ共感するのかもしれない
より嫌いになるかもしれないけど
ちゃんと見てもないものを先入観だけで否定するのは良くないし
人生において損失でしかない。
そんなもん「落語なんか面白ないやろ?」とちゃんと見に行ったこともないくせに偉そうにのたまうあほと同じじゃないか。。。
だから37歳の男性、落語家の桂三四郎が恋愛ドラマに真っ向から真剣向かい合ってみることにした。
その率直な思いを投稿していくのでぜひご覧いただきたい。
ドラマを見ている人も
見ていない人も読んで楽しめる文章にしているのでぜひよろしくです。