桂三四郎ブログ 落語家 桂三四郎の挑戦

落語家 桂三四郎が何かしら発信するブログ。

【話術】話が上手くなるにはいい服を着ろ〜喋りが上手くなるブログ

このブログを開設して1ヶ月たった。

 

なんだかんだで毎日更新している。

 

アクセス数が安定して伸び出すのが

ブログを100記事

書いたあたりらしいから

 

まだまだ気長にやらなきゃいけない。

 

まだまだ気長にやらなきゃいけない。

 

なぜ二回言ったかって?

 

おれはめちゃくちゃ気が短いからだよー!!

 

正直、今の時点で日に10万PVいってねえことにすら

 

イラついてるんだよ〜!!

(今時点でのPV日に300くらい・・・。)

 

まあそんなもん

今日落語やり出して来月スターになるなんて

絶対ありえないことだし

 

天才中の天才

我が師、桂三枝も

10ヶ月かかったのだから

 

いや、10ヶ月って早すぎるやろ!!!!!

 

僕14年かかってますけど

 

まだスターになれてませんけど!!!

 

まあとにかく続けることが大事

 

「継続は力なり」っていうけど

あれはまじやな。

 

いろんなことを継続していこう

 

このブログも!!

 

Voicyも!!

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落語も!!

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意外と毎日やること多くなってきてるな。

 

そら毎日走るのすぐやめるわ・・・。

 

 

桂三四郎の喋りが上手くなるラジオ

 

今回のテーマは

 

話が上手くなるコツ1「見た目」

についてです。

 

人間というのは目から入る情報が

ほとんどだそうです。

 

見た目の印象でだいたいどんな人か

無意識に判断してするそうです。

 

だから初めて会った時に

抱いた印象というのは

なかなか変わりません。

 

「この人いい人そうだな」

 

と初めて会った時に思うと

「この人いい人なんだ」と思い込みます。

 

そのまま「この人いい人なんだ」

と思うことが続くと

「この人はいい人だ」

と信じるようになります。

 

一度信じてしまうとその印象は

よっぽどのことがないと変わりません。

 

でも第一印象で

「なんか嫌な奴そうだな」

という印象を与えてしまうと

 

どんないいことを言っていても

なんとなく信用してもらえないのです。

 

簡単にいうと

 

「好感を持ってもらうこと」

 

がとても大事なのだ

 

しかし、持って生まれたものには違いがある。

 

生まれつきいい人そうな顔に

生まれた人もいれば

 

悪人っぽい顔に生まれた人もいる。

 

男前に生まれた人もいれば

 

残念な顔に生まれた人もいる。

 

「生まれつき残念な悪人顔に生まれたやつは

 どうしようもないやないかい!!」

 

と思うかもしれないが

見た目というのは努力で

多少はなんとかできる。

 

例えば僕でも少しは考えている。

 

僕の見た目

 

僕は、細い顔で目がきつい

黙っていると少し怖い顔に見られがち

声のトーンが高めで

少し声が鋭いので

 

聞いてる人に

「キツイ人」

という印象を与えやすい

 

人に笑ってもらう仕事で

これはまあまあのマイナスだ

 

だから僕は髪型をあえて丸みのある

髪型にしている。

 

できるだけ柔らかい印象を与えるように

意識している。

 

ちなみに意識する前の髪型は

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ロン毛やわ眉毛は細いわ

 

目はきついわ

 

これはこれで支持してくれる方は

いるかもしれないが

 

人を笑わせるのに適した見た目ではない。

 

そう思って髪の毛を短く

そして丸みを出した髪型にした。

 

いつもの美容師さんに

 

「木村カエラさんみたいな

 髪型にしてください!!」

 

頼んだ。

 

アシスタントさんは吹き出していたが

僕は大真面目だ。

 

その結果がこれだ

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クリソツである。

 

でもこれで結構見られる印象も変わった

それにつれて表情も自然と柔らかく

なってきたような気がする。

 

落語のウケ方も確実に変わった。

 

ただ

 

ロン毛の時の方が

 

モテてた!!!

 

まあ、若かっただけかもしれんけど。

 

話が上手くなるコツ2服装について

 

あともう一点見た目について

変えることができることに

 

服装

 

がある。

 

やはり人間は来ている服によって

見られる印象も違うし

立ち居振る舞いも変わる。

 

何も別にファッション誌を読み込んで

ファッションリーダーに

なれというのではなく

 

「着る服に気を使いましょう」

 

ということです。

 

「いやいや、ええ服着ても

 中身は変わらんやん」

 

と思うかもしれませんが

 

変わります

 

確実に変わります。

 

どう変わるか、僕を例に説明します。

 

落語家がいい着物を着る理由

 

僕たちは普段着物を着て仕事をします。

 

だいたい自分用に仕立ててもらってる

オーダーメイドです。

 

前座の頃は、舞台だけでなく

着物のまま楽屋仕事もしなければいけませんし

お金もないので

 

着物はペラペラのポリエステルです。

だいたい1枚作って15000円くらいでしょう。

襦袢は吊るし売りの中古で3000円

帯は絹物でも5000円くらい

綿なら2000円

あと肌着と足袋で2000円くらいだと

 

オールセットで25000円前後くらいでしょう。

 

着物も吊るしで買えばもっと安く挙げれます。

 

羽織を着るようになっても

 

ポリエステルなら羽織紐も合わせて

 

50000円もしないでしょう。

 

これくらいの着物で前座時代は過ごします。

 

でも僕はある日を境に僕は

全部絹物の着物に変えました

 

まず最初は長襦袢を絹物にしました。

 

すると絹物の柔らかい着心地と

体へのフィット感がなんとも心地よく

すごく気分良く舞台に出れました。

 

そのうち、襦袢は柔らかいのに

着物はガサガサすることが気持ち悪くなり

着物と羽織も絹物を仕立てました。

 

すると、今までなんで

「ポリエステルなんか着ていたんだろう!!」

と思うぐらい着心地が良くて

その上、通気性がいいので

舞台でも汗だくになることもなくなり

集中力が上がりました。

 

気持ちが上がるだけでなく

高い着物を着ているので

動きが丁寧になります。

 

だって破けたら嫌だもん!!

 

高いんだよ!!

 

前座時代の着物はフルセットで50000円弱ですが

 

今の着物はフルセットで

 

30万以上します。

 

いい着物を着ていることで

気持ちが上がり

動きが丁寧になると

 

芸のレベルが上がります。

 

見ている方も、同じ芸なら

 

いい着物を着ている方が

 

いい芸人に見えます。

 

いい着物を着ている人の方が

説得力が増し

その人の落語に対する

信頼が厚くなります。

 

たかが着物されど着物です。

 

女性の化粧も同じこと

 

先ほどからいい着物を着たら

気分が上がる

 

となんども言ってますが。

 

女性が化粧をするのも同じ理由です。

 

女性は

女子高生からおばあちゃんまで

みんな化粧をします。

 

もちろん綺麗に見られたい

という気持ちもあるのですが

一番の理由は

 

化粧をしないと気が乗らない

 

からなのです。

 

女性はテンションや気分というものを

とても大事にします。

 

女性が化粧やファッションにこだわるのは

テンションを上げて楽しく生きていきたい

 

からなのです。

 

どんな服を着ればいいのか? 

 

これは別に自分の好きな服装でいいんですが

 

好感をもたれる服装

 

というものがいいと思います。

 

かっこいいからと言って

 

あまりに前衛的な服装だと

 

胡散臭くなりますし

 

TPOもわきまえなければいけません。

 

かくいう僕も

 

ファッションには全く興味がありません。

 

はっきり言ってめちゃくちゃ疎いです。

 

ただファッションに疎くても

 

みっともない服装だけはしないように

心がけています。

 

そこで一つだけこだわっているのが

 

素材

 

です。

 

着物だったら絹ですが

 

私服でもできるだけいい素材のものを

着るように心がけてます。

 

いい素材のものは来ていて体にフィットして

綺麗なラインが出ます。

 

先ほども言いましたが

 

いいものを着たら

立ち居振る舞いが変わります。

 

丁寧に動くようになります。

 

だって

 

高い服破きたくないからね!!!

 

丁寧に動くようになると

喋り方も変わります。

喋り方が変わると

与える印象が変わります 。

 

まずは一つだけ

 

じゃあ、何を変えるか。

 

これは好きなものでいいんですが

 

これにこの金額かけるか?

 

というものの方がいいです。

 

いきなりスーツを

高級オーダースーツ

にするのは敷居が高すぎる。

 

それなら

 

Yシャツだけめっちゃいいものに変えてみる

 

とかでもいい

 

1枚だけオーダーのYシャツに

してみたらどうだろう

 

きっとそのYシャツを着る日は

気合が入る日だろう

 

そのYシャツに慣れたら

 

次はネクタイ、革靴、カフスボタン

 

スーツ、カバン

 

とレベルアップしていけばいい

 

ドラクエでも装備が整うにつれ

 

冒険が進んでいく

 

冒険が進むと

その装備に見合ったレベルに

いつか自分が達しているだろう

 

まとめ

 

人は見た目の印象に操作されやすい

 

話の内容や喋りの技術で印象を操作するのは

かなり難しい

 

ただ服装だけは明日からでも変えられる

 

いいものを身につけたら

気分が上がって

立ち居振る舞いが変わって

 

いい印象を与える手伝いをしてくれる。

 

少しずつでいいから

背伸びしていいものを身につけよう

 

ドラクエと一緒で

冒険を進めるには

いい装備が必要だ

 

いい装備を揃えて冒険を進めると

自分もレベルアップしていく

 

自分にとっての

 

「ロトのつるぎ」 

 

を見つけよう。 

 

いや「ロトのつるぎ 」

 

非売品やないかーい!!